ecbo、シリーズB追加ラウンドとして新たに資金調達を実施
荷物預かりサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」、宅配物受け取りサービス「ecbo pickup(エクボピックアップ)」を運営するecbo株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:工藤慎一、以下 ecbo )は、シリーズB追加ラウンドとして、既存投資家であるケネディクス株式会社に加え、株式会社ティーガイア、株式会社マイクロアド、個人投資家の仲谷 善文氏、漆原 茂氏を引受先とする第三者割当増資を実施し、これにてシリーズB 2ndをクローズしたことをお知らせいたします。
シリーズB 2ndの引受先(順不同)
・株式会社マイクロアド
・ケネディクス株式会社
・株式会社ティーガイア
・仲谷 善文氏
・漆原 茂氏
資金調達の目的と背景
ecboは、2015年に創業し「世界中のモノの循環をなめらかにする」というミッションのもと、2017年1月より荷物預かりサービス「ecbo cloak」を、2019年9月より宅配物受け取りサービス「ecbo pickup」を運営しています。
コロナ禍以前より課題となっていたコインロッカー等の荷物の預け先不足は、観光客数の増加に伴いさらに大きな課題となっています。ecboが実施した調査では、旅先で荷物を預けられない観光客は全国で約17.6万人/日、コインロッカーは30万個ほど不足しています。また、台湾・香港人を中心とする約2,000名に向けたアンケート調査によると、全体の20%に当たる400名が日本旅行における課題の3位に「荷物の預け先不足」をあげています(※1)。
これに対し、2024年3月には、訪日外客数がコロナ禍前の単月過去最高の299万人(2019年7月)を上回り、過去最高の308万人(2019年同月比69.5%)を達成しました。続く4月も304万人と2ヶ月連続で300万人(2019年同月比56.1%)を突破し、コロナ禍前と比べても大幅に増加傾向にあります(※2)さらに、2030年に訪日外国人の旅行者数6,000万人を目指すことが政府目標として発表されており、観光産業はさらに伸長していく見込みです。
こうした観光産業の盛り上がりに伴い急増する荷物の預かり需要に対して、荷物の預かり数・店舗数の拡大を進めておりますが、供給はまだ追いついていません。ecboではこの度の資金調達により、日本の荷物の預かりインフラを構築すべく、店舗数の拡大及び安定的なサービスの提供と事業拡大に伴う採用強化に取り組んでまいります。
※1 マイクロアド台湾 2024年1月 約2,000名を対象とするアンケート調査
※2 JNTO 2024年4月推計値(2024年5月15日発表)
引受先からのコメント(※敬称略)
株式会社ティーガイア
コンシューマ事業部門 コンシューマ事業ビジネス本部長 水野喜介
インバウンドや地方創生の観点から、弊社のアセットを活用した荷物預けニーズの解消に貢献するため、本提携に至りました。
特に観光地や地方都市において、旅行者の利便性を向上させることが期待され、ecbo様との協力により、新たなビジネスチャンスを創出し、両社の成長と発展を推進してまいります。
両社のシナジー効果を最大化し、持続的な成長とサービス向上を目指します。
株式会社マイクロアド
執行役員 海外事業本部兼戦略投資推進室 丸木勇人
弊社が長年培ってきた海外事業における経験やアセットとecbo様が今まで長年取り組まれてきたecbo cloakを組み合わせることで、両社で訪日旅行者の課題解決に貢献できると確信し本提携に至りました。
今後我々の顧客である様々な流通小売様に向けて新たなビジネス軸としてecbo cloakを導入させて頂くとともに、店舗に訪れている国内外の方々に向けて利便性を構築することができるwin-winの取り組みの拡大に向けて尽力して参ります。
また日本国内での事業拡大のみならず、将来的には我々が進出している海外各国においても同様のビジネスモデルを両社で展開していけるよう、共に力を合わせていければと考えております。
ケネディクス株式会社
「コロナ禍による厳しい状況を乗り越え、旅行需要の回復とともに成長軌道へ回帰されたと感じています。
追い風の事業環境の下、事業基盤を強化して成長を加速していただくために、今回、追加出資をさせていただきました。
ecbo cloak(エクボクローク)がますます多くの人に認知、利用され、社会にとって不可欠なサービスになることを期待しています。」
ecbo株式会社 代表取締役社長 工藤慎一
今回、シリーズBの追加出資を発表できることを大変嬉しく思います。新たにパートナーとしてティーガイア様、マイクロアド様を迎え入れることができ、またケネディクス様にもecboの成長を見守っていただき、追加出資をいただけたことを心から感謝しております。
現在、観光業界の成長に伴い、圧倒的なコインロッカー不足が深刻化しています。この問題を解決できるのはecbo cloakしかありません。今回の資金は、荷物預かり場所の供給不足を解消し、サービスの拡大に伴う人材採用に投資する予定です。
数年以内に日本全国での荷物預かりインフラを構築し、世界各地でecboのサービスを提供することを目標にしています。お客様の大切な荷物を預かり、その安心と利便性を提供することが私たちの使命です。これからも変わらず、その使命に向かって全力を尽くしてまいります。
未来の旅行者がどこにいても安心して荷物を預けられる世界を目指していきます!
現在、ecboでは複数業種で採用募集をしています!
日本全国で荷物預かりインフラを構築する営業職、海外の新たな拠点を開発するローンチャー職、サービス急拡大に耐えうるシステム開発ができるエンジニアなどを積極採用してます!。
求人募集の詳細はこちら:https://herp.careers/v1/ecbo
荷物預かりサービス「エクボクローク」について
「ecbo cloak(エクボクローク)」は、スマホ予約で簡単に荷物を預けることができるサービスです。日本全国1,000店舗以上と、初の海外展開として2023年8月より台湾にてサービスを提供しています。ユーザーは、アプリから荷物預かりが可能な駅構内や郵便局、カフェなど街中のお店や施設を検索し、事前予約・決済で簡単かつ確実に荷物を預けることができます。ベビーカーや自転車、スポーツ用品、楽器など、コインロッカーに入らない大型荷物の預かりも可能です。荷物の紛失や破損など、万が一に備えた保険も自動で付いており、安心して預けることができます。
「ecbo cloak」ウェブサイト:https://cloak.ecbo.io/ja
加盟店登録についての詳細はこちら:https://join-cloak.ecbo.io/owner
ecbo株式会社 会社概要
会 社 名 :ecbo株式会社
代 表 者 :代表取締役社長 工藤 慎一
本社所在地 :東京都渋谷区代官山町20番23号 フォレストゲート代官山 MAIN棟3F
設 立 年 月:2015年6月2日
U R L :https://ecbo.io
主な事業: 荷物預かりサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」、宅配物受け取りサービス「ecbo pickup(エクボピックアップ)」の運営
本件に関するお問い合わせ先
ecbo株式会社 広報部
TEL:03-4405-8929 MAIL:pr@ecbo.io